投稿日:2024.4.22 / 更新日:2024.4.22

qualvaのビデオ通話機能「Visionaly」の特徴・導入メリットを徹底解説|CVR・CXを最大化

このたび、チャットボットツール「qualva(クオルバ)」の新機能として、ビデオ通話システム「Visionaly(ビジョナリー)」をリリースすることとなりました。
Visionalyは、チャットボットの枠内でユーザーとビデオ通話ができるようになる、業界初のシステムです。
これによって、まったく新しい顧客体験の提供が叶います。

本記事では、Visionalyのさまざまな機能や導入メリット、活用方法を徹底解説します。
Webサイトの改善にお悩みのマーケティングご担当者様は、ぜひご覧ください。

リアルタイムコミュニケーションシステム「Visionaly」とは

Visionalyは、従来のチャットボットツールの常識を覆す画期的な新機能です。
それが、これまでの技術では実現できなかった、チャットボットの画面枠内でのビデオ通話による、双方向コミュニケーションです。

qualvaでは通常、画面下部からチャットボットのウィンドウが展開され、自動で表示される質問にユーザーが回答していくことで、簡単にCV獲得につながります。
また、ユーザーからの商品・サービスに関する質問に答える、FAQチャットとしても使うことができます。
そんなqualvaのチャット枠内で、さらにユーザーとのビデオ通話まで可能にしたのが、このVisionalyです。

ユーザー側のアカウント作成や専用アプリのインストールは不要で、Webサイト上から簡単にビデオ通話ができるようになります。

開発の背景

チャットボットは、文字ベースのやり取りとなる都合上、ユーザーに伝えられる情報にはどうしても限界があります。
そして一方で、ユーザーとビデオ通話でやり取りするには、スケジュールを調整したうえでアカウントを発行し、別途専用のツールを用いる必要がありました。
チャットボットのような、シームレスなコミュニケーションとは程遠かったということです。

このような、チャットボットとビデオ通話それぞれの課題を解決するために「いっそ、両者の長所を掛け合わせてはどうか?」という発想のもと、Visionalyが生まれました。
Visionalyを導入することで、高品質なWeb接客を提供し、これまでに発生していた機会損失を最高の顧客体験へと転換できるようになります。

「Visionaly」でできること

Visionalyは、チャットボットとも従来のビデオ通話システムとも異なる、新時代のWeb接客ツールです。
ここからは、Visionalyでは具体的に何ができるのか、4つの主な機能を紹介します。

①ビデオ通話

チャットボットの枠内を使って、1対1、または1対多数でのビデオ通話が可能です。
必要に応じて、カメラやマイクのオン・オフを切り替えることができます。

もちろん、一般的なビデオ通話システムの機能は、ひと通り搭載されています。

Visionalyの基本機能

  • 音声・ビデオ通話
  • 画面共有
  • 通話内容のレコーディング
  • 背景ぼかし

チャットボットに、これらのビデオ通話機能を加えることで、商品・サービスの問い合わせに対する、より具体的なサポートが実現できるようになったのです。

②ビジュアルコンテンツの共有

従来のビデオ通話システムの「画面共有」機能と同じ感覚で、Visionalyでは画像や動画、PDFデータなどのビジュアルコンテンツをユーザーの画面に表示させることが可能です。

管理画面でファイルをあらかじめ登録しておけば、たった1クリックで呼び出すことができます。
位置も任意で設定できるので、メインで見せたいコンテンツを映しつつ、画面の端でワンポイント的に補足情報として画像を表示するといった活用方法も考えられます。

具体的なイメージを共有しながら口頭説明でフォローすることで、商品・サービスの魅力がより明確に伝わるはずです。

③Webページの直接共有

従来の画面共有機能と異なり、ユーザーの端末上にWebページやフォームを直接表示できるのが、Visionalyの画期的な機能の一つです。
Visionalyの画面内で共有されたページを、自由にスクロールしたりフォームに入力したりと、ユーザー自身の意思で操作が可能になります。

たとえば、通話による口頭説明で商品・サービスの概要を伝えて、ユーザーが購入意思を示したら、決済フォームを表示して購入まで進んでもらうといった活用が考えられます。

④フォームの代理入力

qualvaの入力フォームを表示しながらビデオ通話でユーザーとやり取りして、ユーザーの代わりにオペレーターが、フォームに必要事項を入力できたらどうでしょう。
Visionalyなら、それも可能です。

qualvaは、ユーザーにとって使いやすい入力フォームとしてチャットボットの形態を採用していますが、入力でつまずいてしまうユーザーもいるはずです。

そのような、いわゆる“カゴ落ち”の防止にもVisionalyは一役買います。
オペレーターがユーザーと通話して
「ご希望の商品はこちらでよろしいでしょうか?」「郵便番号を教えてください」
といった具合で必要事項をヒアリングし、フォームをユーザーに見せながら代理入力していけば、入力が苦手なユーザーからのCVも獲得できます。

「Visionaly」の導入メリット

VisionalyをWebサイトに導入する最大のメリットは、上記でご紹介した機能を活用することによる、CVR・CXの改善です。
では、なぜVisionalyはCVR・CXの改善に寄与できるのでしょうか?
詳細なメリットを以下でお伝えします。

ユーザー側のアカウント作成は不要で通話できる

Visionalyでは、ユーザー側が通話のためにアカウントを作成する必要はありません。
もちろん、専用アプリのインストールも不要です。
チャットボット内のCTAをワンタップすれば、画面の向こうにいるオペレーターとの通話が始まります。

従来のビデオ通話でのWeb接客では、問い合わせがあってから希望日程に合わせてスケジュールを調整し、通話用のURLを発行してユーザーに送付する必要がありました。
ツールや端末によっては、ユーザー側でのアカウント作成やアプリインストールの手間もかかります。
Visionalyであれば、それらは一切不要です。
サービス提供者・ユーザーともに最小限の手間で、実店舗のようなオンタイムでのコミュニケーションがオンライン上で実現します。

さらにCVの面でも、ユーザーが「問い合わせたい」と思ったタイミングですぐにやり取りできるので、モチベーションが高いあいだに獲得につながるというわけです。

チャットだけ・電話だけでは解決できない問題にも対応可能

Visionalyは、チャットボットとビデオ通話を組み合わせた、まったく新しいシステムなので、従来の方法では解決が難しかったシチュエーションでも役に立ちます。

たとえば、チャットボットはどうしてもサービス提供側からの一方的な発信に偏ってしまうところがありました。
ユーザーがフォーム入力中に「ここはどう入力すればいいのだろう」と思ったときや、チャットボットのQ&Aで疑問が解決しなかった場合は、別途メールや電話で問い合わせる必要があったのです。

一方、ビデオ通話はといえば、先ほどお伝えしたように、スケジューリングやアカウント発行の手間がありました。
さらに電話は、ユーザーのタイミングで問い合わせることのできるツールではあっても、音声だけでのやり取りとなるため、具体的なイメージを共有することができません。
また、企業側は電話番号の取得も必要となります。

それらの問題をすべて解決できるのが、Visionalyです。

ユーザーが気になることは、リアルタイムの通話による相互コミュニケーションで、すぐに解決できます。
オペレーターからは画像やWebサイトなど、ビジュアルコンテンツを共有、あるいは直接表示して、口頭のみ・文字のみよりも、具体的でわかりやすい説明が実現します。
従来のWeb接客での、いわゆる“かゆいところに手が届かなかった”問題が解決されるので、CXの面で改善が見込めるというわけです。

また、CXが改善されることにより、これまでチャットボットや電話の問い合わせで逃していたCVも拾えることが期待されます。
電話番号の取得も不要で、すぐに始められます。

「Visionaly」の活用方法

ここからは、Visionalyの活用例をご紹介します。
Visionalyは工夫次第で多彩な活用ができるので、今回お伝えするのはあくまでも一例です。
以下の内容は、システムの具体的なイメージを掴むためにお役立てください。

商品・サービスへの問い合わせ対応やサポート

まず挙げられるのは、購入前、あるいは購入後の商品・サービスに関する不明点のサポート窓口としての活用です。

たとえば、チャットボットでQ&Aのシナリオを作成し、最後に「疑問が解消しなかった場合は、オペレーターとの無料通話を案内します」とVisionalyへ誘導すれば、直接の会話でユーザーの疑問を解決できる場を設けられます。

また、Q&Aのシナリオを挟まず、最初から問い合わせ専用のビデオ通話窓口として利用いただくのも、もちろん問題ありません。
ですがその場合も、通話の前にチャットボットで「料金について」「使用方法について」など、問い合わせのカテゴリをユーザーに選択してもらうシナリオを設計しておくと便利です。
オペレーターは大まかな問い合わせ内容を把握した状態でビデオ通話を始めるので、電話での直接問い合わせよりもスムーズに対応することができます。

プロダクトのデモンストレーション

次にご紹介するのは、VisionalyのWebサイト共有機能で、ITツールやWeb用のシステムの動きをユーザーに直接見せる、デモンストレーションとしての活用方法です。

問い合わせ用チャットボットで「使用感を知りたい」という選択肢を選んだユーザーに通話ボタンを表示し、そこからデモンストレーションを始める、といった導線が考えられます。

実際の動作をブラウザ上で見せることで、スクリーンショットを添付した資料よりも具体的なイメージが伝わるでしょう。
Webサイト共有機能では、画面内のWebサイトをユーザーが自由に操作できるので、体験を通じて商品の魅力を感じてもらえます。

デモンストレーションによってユーザーの意欲が上がったら、入力フォームを画面に表示し、担当者との打ち合わせの設定に移りましょう。
ユーザーは、商品に対してポジティブな印象を抱いているので、確度の高いCV獲得が見込まれます。

ECサイトでの購入前の相談

ECサイトにVisionalyを導入し、実店舗のような感覚でユーザーがスタッフに相談できる環境を作る、といった展開も可能です。

ECサイトは便利な反面、商品を手に取って確かめることができないので、どうしても購入に対して慎重になるユーザーがいます。
商品を魅力的に感じてはいるものの、気になっている点について調べても情報が出てこないので、購入に踏み切れない……というケースもあるでしょう。

そこで、チャットボットで「商品に関するご相談」を選択したユーザーにオペレーターがビデオ通話で対応する、といったシナリオを用意すれば、ユーザーが購入前に商品について相談できるようになります。

オペレーターはビデオ通話のカメラを使って、商品の実物を見せれば、実際のサイズ感など、商品ページ上の説明では伝えきれないリアルな情報がユーザーに伝わります。

その他

上記でご紹介した以外にも、Visionalyは業界・業種を問わず、さまざまな活用方法が考えられます。
以下はほんの一例です。

Visionalyの活用例

  • リアルタイムでの在庫確認
  • ウェビナーの実施
  • 採用サイトでの面接や選考
  • オンライン診療
  • 教育分野での授業
  • リモートトレーニングフィットネス
  • 政府地方自治体の公聴会・意見交換会
  • 高齢層のユーザーとのコミュニケーションを最適化する
  • インフォマーシャルなどの通販CMでの活用
  • Webサイト上の電話注文の置き換え

チャットボット×ビデオ通話の組み合わせでできることは、なんでもできます。
Visionalyの可能性は無限大です。

ご利用までの流れ

qualvaを既にご利用いただいているお客様も、qualvaの導入がまだの方も、まずはお問い合わせください。
弊社担当者が、貴社Webサイトのご状況やサービス内容、課題などを詳細にヒアリングし、Visionalyを最大限に活かすことのできるシナリオや運用プランをご提案いたします。

運用の方針が決まったら、弊社でチャットボットのシナリオを設計し、設置用のタグを発行します。
なお、実際の運用が始まる前には、貴社ご担当者様に向けて操作方法をレクチャーいたしますのでご安心ください。

Visionalyの導入は、対象のページにタグを設置するだけで完了します。
導入後も、不明点やシナリオの修正のご希望などがございましたら、サポート窓口にいつでもご連絡ください。

導入費用

qualvaおよびVisionalyの導入・ご利用にかかる料金は、運用の方法やシナリオの内容など企業様ごとの条件により変動します。
まずはお問い合わせください。

チャットボットツール「qualva」について

最後に、株式会社PROFESSYが提供する、国内最大級のチャット型Web接客プラットフォーム「qualva」をご紹介いたします。

qualvaは、7,000件の導入実績のあるチャットボットツールです。
チャット型のフォームでCVRを改善する「qualva EFO」と、精度の高いQ&Aで問い合わせ対応を完結し、LTVを向上させる「qualva Communication」の2種類のサービスを展開しています。

いずれのサービスでも、専門のチームが導入・運用をサポートし、導入後もさまざまなデータの分析をもとに最適な提案をいたします。
「チャットボットツール」と「プロのサポート」によって隙のない戦略を立て、PDCAサイクルを回していくのが私たちの最大の強みです。

このサービス体制に、Visionalyを新たに取り入れることで、お客様のWeb集客をさらに改善することが可能となったのです。

Webサイトの集客を最大化するならVisionaly

今回は、qualvaの新機能「Visionaly」について、詳細な機能や導入メリット、活用例などを徹底解説いたしました。

Visionalyは、チャットボットとビデオ通話を組み合わせた、まったく新しいWeb接客ツールです。
今回ご紹介した以外にも、さまざまな活用方法があります。
ご導入の際は、お客様ごとにオーダーメイドでシナリオや運用方法を構築いたしますので、これまでにない顧客体験を提供し、貴社のWeb集客に貢献します。

本記事でVisionalyにご興味を持っていただいた方は、ぜひお問い合わせください。
実際の画面をお見せしながら、使用感などもお伝えいたします。
貴社WebサイトのCVR・CXに関するお悩みは、すべて株式会社PROFESSYにお任せください。