投稿日:2020.5.26 / 更新日:2024.2.5

チャットボットの埋め込みとは?WebサイトやSNSへの埋め込み準備と方法

チャットボットをWebサイトやアプリ上で動かすには、対象となるサービスに“埋め込む”という工程が必要となります。
チャットボットの埋め込みとはどういう作業で、誰にでも簡単にできるものなのか。

埋め込めるサービス先や具体的な方法などをわかりやすく解説していきます。

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チャットボットを「埋め込む」とは?

チャットボットを埋め込む

チャットボットを“埋め込む”とは、HTMLなどWebサイトのソースにチャットボットのタグを貼り付ける作業のことを指しています。
タグをコピー&ペーストするだけなので、埋め込み自体はまったく難しい作業ではありません

またチャットボットのタグは、Webサイト以外にも埋め込むことができます。

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 Webページへのチャットボットの埋め込み

Webページへのタグの埋め込みは、「HTML」に直接書き込む方法と、「Google タグマネージャー」を使って埋め込む方法の二種類があります。

HTMLへの書き込みは、チャットボットのタグコードを全文コピーし、対象となるWebページの</body>タグの直前にペーストするだけでOKです。使用するチャットボットによってタグコードが置かれている場所は変わりますが、基本的には導入マニュアルに従えば問題ないでしょう。

Webサイトへのタグ設置に「Google タグマネージャー」を利用している場合は、まず「タグの新規作成」をクリックします。任意の名前をつけ、タグタイプで「カスタムHTML」を選択した後、HTML欄にチャットボットのタグコードを全文コピーして公開すれば埋め込みが完了します。

SNSへのチャットボットの埋め込み

チャットボットは、twitter、facebook、LINE、slackなどのコミュニケーションツールにも埋め込むことができます。それぞれのツールが提供しているAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を使って埋め込むことで、チャットボットとの連携が図れるのです。

APIとは、外部に向けて公開されたアプリケーションやソフトウェアのことで、誰でも自由にアクセスできるものです。「twitter+API」などのように、ツール名とAPIを組み合わせて検索すれば、API情報を得られます。

アプリへのチャットボットの埋め込み

上記のような一般に広く利用されているコミュニケーションツールの他に、自社作成のオリジナルアプリにも、チャットボットを埋め込むことができます。こちらも同様に、APIを利用しての埋め込みとなります。

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チャットボット導入を成功させるための事前準備

チャットボット導入の事前準備

これまで見てきた通り、事前にきちんと準備さえしておけば、チャットボットの埋め込み自体はそう難しい作業ではありません。

続いて、チャットボットを埋め込む前にしなければならない準備について見ていきましょう。

チャットボット導入の流れ

  • 目的を明確に定める
  • ツールの選定
  • シナリオ設計
  • 実装(埋め込み)
  • メンテナンス

チャットボットをスムーズに導入するには、上記のような流れに沿って行うとよいでしょう。
本記事のテーマである「チャットボットの埋め込み」は、導入工程の最後の方に位置しているもので、事前の準備がいかに大切かが分かります。

チャットボットの導入には、まず「何のためにチャットボットを入れるのか」「チャットボットに何をさせたいのか」を明確に定めなければなりません。
導入の目的によって最適なチャットボットのタイプは変わってくるため、目的が曖昧だとせっかく導入しても費用対効果を得られず、思うような結果が出ない場合もありますので、ご注意ください。

導入の目的がはっきりしたら、それに即したチャットボットツールを選びましょう。
チャットボットには「シナリオ型」「AI搭載型」などのいくつかの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがありますので、事前にしっかり特徴を調べることが大切です。

「シナリオ型」を選んだ場合は、チャットボットの会話のベースとなる分岐・会話フローチャートを用意する必要があります。
想定される質問やそれに対する返答パターンを考え、シナリオ化する作業です。自分で会話のパターンを学習できる「AI型」の場合でも、一定程度の量の会話データベースを用意しなければいけませんので、やはり事前準備が重要になってきます。

関連記事:チャットボットのシナリオ設計の流れとポイント~準備編~

ここまで用意ができたら、いよいよ実装となる埋め込み作業です。さらに、チャットボットは埋め込んだら終わり、というわけではなく、誤った返答をしたときや会話がストップしてしまった場合に、正しい回答ができるようメンテナンスをしてあげることが大切です。メンテナンスに対応する人的リソースも、必ず事前に確保しておくようにしましょう。

「事前準備」が重要な理由

以上のように、チャットボット導入前にするべき準備はたくさん存在します。この準備を怠ると、せっかくチャットボットを導入したのに期待していた働きが見込めない、課題解決策が用意されていないといった失敗につながってしまいます。いつまでもソリューションが為されないまま、そのうちチャットボットが使われなくなり放置されてしまう…といった事例も少なくありません。

事前準備を入念に行い、チャットボットに最大の効果を発揮してもらえるようにプロジェクトを計画しましょう。

まとめ

チャットボットの埋め込みについて解説してきましたが、埋め込み作業自体は難しいものではありません。

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