qualvaの機能紹介
マーケティング基礎
投稿日:2023.5.16 / 更新日:2024.3.10
チャットボットにかかる費用の内訳・相場と費用による違いを解説!
チャットボットは、カスタマースタッフに代わって自動的に問い合わせを受け付け、問い合わせの答えにも辿りつけるようにサポートを行います。
システムの導入には初期費用や月額費用が必要になり、カスタマイズやその他のサポートを受けるための費用がかかる場合もあります。
ここでは、チャットボットの導入にかかる費用の内訳と相場や、費用による違いについて詳しく紹介します。チャットボットの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
▼サービスをお探しの方はこちらをクリック▼
目次
チャットボット導入にかかる費用の内訳と相場
チャットボットの導入には、システムの設定を含む初期費用・月額費用・シナリオ作成費用・コンサルティング費用・カスタマイズ費用などがかかります。それぞれの費用の特徴や内容についてチェックしていきましょう。
▼CVRが2倍向上するチャットボット!▼
初期費用
初期費用は、チャットボットの導入に際して支払うサービス料を指します。
「初期費用」「初期契約費」「初期契約料」「導入費用」などさまざまな名称で呼ばれますが、月々の支払いは発生しません。
具体的には、チャットボットの契約料金・利用環境の設定や構築・アドバイスや質問・トラブルシューティングなどのサービス料が含まれていますが、契約先によっては初期費用がキャンペーンの適用や契約期間に応じて無料になったり、月額費用と合算されて請求されたりするケースもあります。
【初期費用の相場】
- AI型:15~100万円程度
- シナリオ型:5~10万円程度
月額費用
月額費用は、サービスを継続的に利用するために支払う料金です。
ランニングコストとも言い換えられ、チャットボットはクラウド型のサービスのため、サブスクリプションサービスのように毎月の利用料を支払って使用することになります。
月額費用はサービスごとに異なり、チャットボットの適用サイトの数やAI搭載の有無といった項目で料金が変動します。
月額数万円程度のチャットボットはAIが搭載されていないものが多くみられますが、料金だけではなくチャットボットのセキュリティやカスタマイズの内容など、内容でもしっかりと比較することが大切です。
【月額費用の相場】
- AI非搭載型:5万円以下
- AI型:30~100万円程度
- シナリオ型:5~30万円程度
シナリオ作成費用
チャットボットのオプションとして、シナリオを作成してもらえるサービスも提供されています。
AIを搭載していないチャットボットは質問とその回答をそれぞれ用意する必要があり、AI搭載型のチャットボットでは、禁止事項や質問内容の学習といった幅広い項目に対応するためのデータを読み込ませなければなりません。
利用者側でシナリオの内容が思いつかない、作成はできるがサポートしてほしい、上手な導入や誘導ができないという場合には、シナリオの作成を依頼すると良いでしょう。
コンサルティング費用
コンサルティング費用は、チャットボットの提供元から導入〜運用後のトラブルシューティングまでサポートをしてもらうための費用です。
コンサルティングだけではなくアドバイスや効果測定、分析といった具体的な内容に踏み込むケースも多く、チャットボットを最大限に活用したい場合はコンサルティングもあわせて受けると良いでしょう。
月額費用にサービスとして含まれているものもありますが、月々の利用とコンサルティングが別で提供されているケースもあるため、提供元の料金プランを確認のうえ、利用を検討してください。
カスタマイズ費用
チャットボットはさまざまなカスタマイズに対応していますが、機能を追加したり他のサービスと連携させたりする場合、別途費用がかかります。
チャットボットのカスタマイズとしては、利用者の属性などを分析する機能や実際のスタッフとユーザーが一対一で会話できる機能のほかに、SNSサービスとの連携も可能です。
チャットボットの導入には、どのようなカスタマイズができるのかをチェックしながら、必要な機能が搭載されているサービスを選びましょう。
費用の違いによって何が違う?
チャットボットはAI型・シナリオ型が存在し、デザインや機能によって費用が決まっています。
ここからは、チャットボットの費用と性能・サービスの違いについてみていきましょう。
カスタマイズの柔軟性
費用が高いプランほど、レイアウトや色、配置といったカスタマイズが行えます。
デザイナーに直接カスタムを依頼できたり、管理画面上で好みのデザインが選べたりと、費用をかけるほど柔軟性の高いカスタマイズ機能が使用できます。
自社のイメージ、コーポレートカラーやロゴなどを組み合わせたチャットボットを作成する場合、細かいカスタマイズが必要です。
すでにできあがっているチャットボットに物足りなさを感じたときは、柔軟にカスタマイズできるものを選ぶと良いでしょう。
AI搭載の有無
魅力的な機能のひとつであるAI搭載タイプは、カスタマイズ次第で複雑な受け答えにも対応できます。このAIが搭載されているかどうかが、チャットボットの費用を分けるポイントの一つといえます。
AIは、質疑応答を繰り返し学習させながら育てていかなければなりません。自社のQ&Aにふさわしい受け答えができるまでに育てていく手間がかかりますが、AIの学習進度によってはユーザーの満足度向上に繋がるため、ユーザーとのやり取りを重視する場合はAI搭載型のチャットボットを導入したいところです。
サポートサービスの品質
チャットボットを運用するときは、セキュリティやその他のトラブルに迅速に対応できる体制を整えておく必要があります。
サポートサービスは、基本的な使い方からイレギュラーなトラブルシューティングまでに対応していますが、サービスの品質が費用に左右されるケースもあります。
サービスの品質が料金によって左右される場合、コストを低く抑えようとすると、初期費用や月額費用を含めて最小限のサービスのみが提供される点に注意が必要です。
設置できるQ&Aの数
チャットボットには問い合わせ対応のためのQ&Aが設定できますが、このQ&Aの数が増えるほど対応の幅を広げなければならないため、料金が高くなる傾向にあります。
チャットボットによるQ&Aは、多く寄せられる質問を中心にユーザーにとって必要な項目を用意します。いわゆるユーザー目線で質問内容を設定する必要がありますが、数を増やしすぎると設定や管理の手間がかかります。
最低限チャットボットに用意させたい質問をピックアップして数をチェックし、その数に見合うプランを選びましょう。
オプション機能の数
チャットボットの費用を分ける項目の一つが、オプション機能と呼ばれる付帯的な機能です。
通常の月額料金にプラスして費用がかかりますが、Web接客や有人チャット機能、訪問者情報・ユーザー情報の獲得、ワードプレス(プラグイン)対応といったさまざまな機能が活用できます。
操作性を重視する場合はデザインのカスタマイズの種類や対応範囲が豊富に用意されているオプションを選ぶ必要がありますし、「ボイスボット」のように本物の質疑応答のようなやり取りができるサービスもオプションとして選べます。
費用対効果の高いチャットボットを選ぶためのポイント
チャットボットは、自社のサービスレベルを上げて販売やその他の事業活動を促進してくれる、費用対効果の高いものを選ぶ必要があります。ここからは、チャットボットを選ぶためのポイントについてみていきましょう。
▼CVRが2倍向上するチャットボット!▼
導入目的を明確にする
チャットボットはAI搭載型かシナリオ型かといった違いのほかに、細かいオプションやカスタマイズを加えて自社のサービスらしいものにできます。しかし、導入目的が決まっていなければ、不必要な機能まで購入することになり費用対効果が十分に得られない可能性があります。
まずはチャットボットを導入する目的を明らかにしたうえで、どの程度の効率化や省人化が見込めるかを考えなければなりません。有人対応や外部システムへの連携といったオプションも含めて、自社に必要なサービスを選びましょう。
無料トライアルで使用感を確かめる
ほとんどのチャットボットサービスには、無料トライアルやお試し利用が設定されています。
無制限に無料で使えるサービスもありますが、サポートへの問い合わせやその他の便利な機能が有料になっているものが多いため、ビジネス利用の際には一定のコストがかかります。
チャットボットを初めて導入するときは、いきなり有料のものではなく無料のものを比較し、実際の使い勝手をチェックしてみましょう。実際にチャットボットを使ってみてシミュレーションを行えば、有料での利用やオプションの購入に役立ちます。
1つの契約で複数のボットを運用できるサービスを選ぶ
用途によっては、チャットボットが複数必要になる場合があります。
一例として、社内用のチャットボットとユーザー対応用のチャットボットを2つ用意するパターンや、部署に応じたボットの配置、チャットアイコンを複数切り替える方法といった、複数ボットで対応が切り分けられる方法です。
しかし、すべてのチャットボットが複数ボットに対応しているわけではありません。複数ボット機能に対応できるサービスは限られているため、必要な機能を搭載しているサービスを選ぶようにしましょう。
分析しやすいものを選ぶ
チャットボットの分析機能とは、ボットサービスを利用したユーザーの属性とアクションデータを結びつけるほか、ユーザーのサイト内での行動記録やクリック数・離脱率を管理できる便利な機能です。
しかし、分析データが読みにくいものや理解に時間がかかるものは、チャットボットの効果を知るうえで手間がかかります。知りたい情報をすぐに表示できる機能があれば、分析や調査に手間をかけずチャットボットの運営がスムーズに行えます。
扱いやすい画面に加え、グラフやチャートが見やすく工夫されているサービスを利用しましょう。
サポート品質の高いものを選ぶ
提供元のサポートの品質も、チャットボットを選ぶ際にチェックしたい項目の一つです。
導入から運用までのサポートに加えて、トラブル対応が迅速に行える会社をチェックしてみてください。
特に、複数ボットや質問数が多いもの、外部サービスと連携するといった複雑な運用のチャットボットほど、トラブルシューティングが重要になります。
細かい分析を行ったり、コンサルティングやアドバイスを受けたりしたいときにも、丁寧に対応してくれるサポートサービスが頼りになるでしょう。
機能とサービスで最適なチャットボットを選ぶ
今回は、チャットボットの選び方と費用相場について詳しく紹介しました。基本的にどのチャットボットも無料利用が可能ですが、試用期間が決まっているものや無料使用の範囲が限定されているものがほとんどのため、有償利用を念頭に置きながら最適なサービスをチェックしてみてください。
ボットそのものが使いやすく、ユーザーにとってもすぐに目的が達成できる機能性と、サポートの対応や対応範囲、必要な機能や要件を満たしているかも比較し、ビジネスに役立つサービスを導入することが大切です。
コンバージョン率が上がるチャットボットqualva(クオルバ)
ぜひチェックしてください。