コンバージョン単価とは?リスティング広告入札に必要な単価の目安

自社サイトのコンバージョンを向上させていくこと、これは担当者にとって目下の悩みではないでしょうか? コンバージョン効率を向上させる代表的な手法のひとつに、目標コンバージョン単価を設定して広告運用を改善していく方法があります。こちらでは、その具体的な手法とあわせて、チャットボットを活用してコンバージョンを向上させていく事例なども紹介していきます。

目次

コンバージョン単価とは

コンバージョン単価(Cost Per Acquisition:CPA)とは、リスティング広告などWeb上の広告を通じて得られる成果1件あたりにかかった費用です。コンバージョン単価は以下の計算式で算出ができます。

コンバージョン単価 = 広告費 ÷ コンバージョン数

例えば広告費を5万円かけて、ユーザー1人のコンバージョンが創出された場合「コンバージョン単価は5万円」となります。コンバージョン単価はWebサイトの費用対効果を表す指標となり、この数値をヒントに広告運用を改善し、サイトの訪問者や購買数を増やす施策を講じることで、費用対効果を高めることができます。

リスティングの平均コンバージョン単価の目安

平均コンバージョン単価とは、1回のコンバージョンに対してかかった費用の平均を指し、以下の計算式から算出できます。

平均コンバージョン単価 = コンバージョン総費用 ÷ コンバージョン総数

例えば広告経由のコンバージョンが2回発生して、かかった費用が200円と300円だった場合の平均コンバージョン単価は250円ということになります。

コンバージョン単価は一概に「〇万円くらいが目安である」とはいえません。商材の単価による変動や、業種・業界に応じてかなりの差異が見られるものだからです。

リスティングの目標コンバージョン単価の目安

GoogleやYahoo!でリスティング広告を運用する場合に活用したいのが「目標コンバージョン単価」の設定機能です。設定した目標コンバージョン単価となるよう、入札単価が自動で調整されます。設定している単価の中で最大限のコンバージョンを獲得できるよう、過去のコンバージョン情報などを元に最適なクリック単価を自動で算出してくれるので、余分な広告費がかかることがなくなる、便利な機能といえるでしょう。

ただし、過去のコンバージョン情報が少ないと利用することができず、目標コンバージョン単価が高すぎても低すぎても、誤作動を起こす可能性があります。適切な作動を期待できる目安としては「過去30日間で30回以上コンバージョンがあること」とされています。

目標コンバージョン単価の算出方法

目標コンバージョン単価の算出方法

自社でWebサイトのリスティング広告を運用する際、目標コンバージョン単価の設定は何を基準に、どのような手順で算出したら良いのでしょうか。以下では実際の算出方法を解説していきます。自社のサイトで目標コンバージョン単価を設定する際の参考にしてください。

計算して目標コンバージョン単価を算出

目標コンバージョン単価の簡単な決定方法は、売上単価のうち原価や人件費等の経費と利益分を差し引いたものとすることです。この目標を守る運用を心がければ、確実に成果を挙げられます。

なお、リスティング広告の自動入札においては他社との競争に勝つため上限入札単価の設定が重要となりますが、目標コンバージョン単価を把握することで上限入札単価を計算することができます。

上限入札単価=目標コンバージョン単価 × 想定されるコンバージョン率

例えば目標コンバージョン単価を5,000円とし、想定されるコンバージョン率が3%であれば、クリック単価の上限は150円となります。

キーワードプランナーでシミュレーション

目標コンバージョン単価は前述の計算式で算出する以外に、キーワードプランナーでシミュレーションする方法があります。

キーワードプランナーとは、広告掲載におけるキーワード候補やトラフィック予測データを確認できるツールです。特定のキーワードの検索ボリューム、クリック数、広告費用などから予測しグラフ化します。

利用方法は以下の手順です。

  1. Google広告にログイン
  2. 左側タブのキャンペーンをクリック
  3. 右上「ツール」>「プランニング」にあるキーワードプランナーをクリック
  4.  検索のボリュームと予測のデータを確認する、をクリック
  5. キーワードを入力

すると翌月1ヵ月の予測データが表示されます。グラフ横軸に上限入札単価が固定されており、縦軸グラフを選択すれば予算や目標コンバージョン数から想定される上限入札単価を算出できます。

目標コンバージョン単価制のメリット・デメリット

目標コンバージョン単価を決めることで、広告運用の成果を計測しやすくなりますが、目標コンバージョン単価制にも、メリットとデメリットが存在しています。それぞれを知ったうえで運用ができれば、自社にとってよりよい広告運用が可能となるはずです。

目標コンバージョン単価制のメリット

目標コンバージョン単価制には以下のようなメリットがあります。

● 目標としたいコンバージョン単価を設定すれば自動で入札・調整される
● 上限入札単価を設定できる
● 下限入札単価を設定できる

目標コンバージョン単価制の最大のメリットはやはり「目標コンバージョン単価を設定することで、コンバージョン単価が自動入札・調整される」という点です。成果目標を決め、予算の範囲でAIが自動的に入札単価を決めてくれるため、広告運用する際にいちいち人が数値を見比べて判断する手間や時間がかかりません。

目標コンバージョン単価制のデメリット

目標コンバージョン単価制には以下のようなデメリットもあります。

● 広告のスケジュール設定による入札単価調整は設定できない
● コンバージョンデータの良し悪しにより、入札調整が上手くいかずコンバージョン単価が上がる可能性がある
● デバイスの入札単価調整により、入札単価ではなく目標コンバージョン単価が変わってしまう

過去データを参考にしながら自動入札を行うので、コンバージョンデータがあまりない場合、入札がうまくいかないケースが出てきます。またスケジュールにより入札調整できないことは、業種によってはデメリットとなり得ます。

コンバージョン率を高めるためのチャットボット活用

コンバージョン率を高めるためのチャットボット活用

Webサイトのコンバージョン率を高めるためには、目標コンバージョン単価を設定するだけではなく、近年ではチャットボットを活用する手法も注目されています。では、チャットボットをどのように活用すればコンバージョン率を高めることができるのでしょうか。チャットボットに期待される役割と、その活用方法について紹介します。

チャットボットとは

チャットボット(Chatbot)とは、テキストや音声を介して、プログラミングされたロボットがユーザーとのコミュニケーションを自動的に行ってくれる「自動会話プログラム」を指します。

近年での技術革新は目覚ましく、ユーザーが必要とする情報を、人間同士の会話のようにスムーズに提供することができるようになりつつあります。ユーザーからの問いかけをデータとして蓄積し、データベース化してマーケティングに活用することもできるため、広く注目を集めているのです。

【関連記事】チャットボットとは?会話の仕組みとマーケティングツールとしての活用

チャットボットによるナーチャリング効果

自社サイトでの活用により、チャットボットにはナーチャリングおよびコンバージョン率の向上効果が期待されています。自社サイトに流入してきたユーザーを案内し、商品やサービスの魅力を訴求することや、「買いたい」と意欲の高まったユーザーを購買までスムーズにアシストすることで、効率良くコンバージョン率を高めることができるのです。

qualvaはコンバージョン率向上に特化したチャットボットで、数あるチャットボットの中でも唯一決済機能がついています。購買意欲の高いユーザーをそのまま申し込みフォームへと誘導したうえで、そのまま決済できることは、コンバージョン率の向上に大きく寄与します。

まとめ

Webサイトのコンバージョン率を高めるための手法をご紹介しました。リスティングの運用やコンバージョン単価の目標を見直すことで、自社サイトのコンバージョン率を改善できる余地は意外と多くあるものです。また、チャットボットなど新たな手法を取り入れることで、さらなるコンバージョン率の向上も見込むことができます。ぜひ自社の施策として検討してみてください。