qualvaの機能紹介
マーケティング基礎
投稿日:2023.3.14 / 更新日:2024.2.5
【2023年】CVR向上・収益アップに特化したチャットボット7選と比較ポイントを紹介
チャットボットには、様々な目的に応じて多くのツールがあります。そこでこの記事では、チャットボットの基本から選び方のポイント、中でもCVR向上・収益アップに特化したチャットボットツールを7つ紹介します。チャットボットは種類が多過ぎて選べない、と思っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
チャットボットとは
チャットボットとは、プログラミングされたロボットが音声や文字情報を通じて、人と受け答えを行うコミュニケーションツールのことです。チャットボットの導入メリットは、24時間いつでも社内外からの問い合わせに自動で対応できることや、データを蓄積してパターンを検出するデータマイニングが可能になること、業務の効率化などがあります。
チャットボットの種類
チャットボットの種類は、以下の2つの観点から分類が可能です。
- AI搭載の有無
- 仕組みによる違い
「AI搭載の有無」の観点では、AIを搭載していない「ルールベース(シナリオ)型」とAIを搭載している「機械学習型」が存在します。
「仕組みによる違い」としては、以下の4種類があります。
- ログ型
- 選択肢型
- 辞書型
- 選択肢型&辞書型
チャットボットの種類についてより詳しく知りたい方は、まずは下記を読んでみてください。
チャットボットの選び方
チャットボットは様々な目的に合わせてつくられているため、まずは解決したい課題を明確にして、それに対応するツールを選ぶことが大切です。
目的別に選ぶ
チャットボットは、主に以下の3つの目的に合わせてつくられています。
対応業務効率化(社内向け/顧客向け)
文字通り、業務効率化をはかる目的のチャットボットです。社内の従業員からの問い合わせに対応する目的のものや、顧客からの問い合わせに対応する目的でつくられたものもあります。
・リード獲得
サイトを訪問したユーザーからヒアリングをしたり、行動をデータ化したり、資料請求や打ち合わせの予約を自動化したりとリード獲得に特化したチャットボットです。
・CVR向上・収益アップ
ユーザーの離脱率を下げ、コンバージョン率の改善を目的としたチャットボットです。新規顧客獲得に特化したものや、解約抑止に特化したものもあります。
比較のポイント
目的別にチャットボットを絞ったら、次はポイントを抑えて比較をしていきましょう。ここでは、主に6つのポイントをご紹介します。
▼CVRが2倍向上するチャットボット!▼
・種類
冒頭で触れた通り、チャットボットにはAI搭載の有無や仕組みによって様々な種類があり、利便性が異なります。それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、最適なツールを選びましょう。
・コスト
チャットボットのコストは、AI搭載の有無によって異なります。AIを搭載していない「ルールベース(シナリオ)型」のほうが、初期費用も月額料金も安い傾向にあります。
・設置場所
チャットボットはWebサイトのほか、SNSやアプリに組み込むこともできます。設置するインターフェースによってメリットも異なるため、その違いを事前に検討しておきましょう。インターフェースによる違いについては、下記も参考にしてみてください。
関連記事:チャットボット導入時の課題とメリット、失敗しないコツは?
・導入方法
AIを搭載していない「ルールベース(シナリオ)型」のチャットボットを選んだ場合はシナリオが、AIを搭載している「機械学習型」を選べば学習データが必要になります。それらをツールの提供会社が用意してくれるのかなど、導入の手間も事前に確認しておきましょう。
・カスタマイズの柔軟性
導入後、機能やデザインをどれくらいカスタマイズできるのか、運用時に困らないように範囲や料金の確認も忘れずにしておきましょう。
・サポート体制
初期のヒアリングから導入、運用時までサポート体制がどこまで充実しているか、手間を最小限にするためにもしっかり確認しておきましょう。
CVR向上・収益アップに特化したチャットボット7選
ここからは、CVR向上・収益アップに特化したチャットボットを合わせて7ツールご紹介していきます。
Repro Web/App
特徴・機能
- Webサイトとアプリを横断したシナリオを簡単に設計し、運用することが可能
- 商品をカートに入れたまま、決済に至っていないユーザーに購入を促すシナリオでカゴ落ち対策が可能。
- 商品をお気に入りに登録しているユーザーへ、買い忘れがないかメールで通知するリマインド機能もあり。
- 効果検証のためのA/Bテストも可能。
コスト
- 要問い合わせ
設置場所
- Webサイト
- アプリ
導入方法
- ノーコードで導入可能
サポート体制
- 専門のサポート部隊が分析をサポート
Chap
特徴・機能
- 自社事業で蓄積したノウハウで最適なシナリオを提供
- ユーザー操作をダイレクトに反映する転記処理で、ボット操作による成果漏れを防止
- 離脱防止ポップアップ機能を搭載
- アフィリエイターサイトとの連携が可能
コスト
- 要問い合わせ
導入方法
- チャットボットの設計とタグの発行後、最短3営業で導入可能
カスタマイズの柔軟性
- UIカスタマイズが可能
hachidori
特徴・機能
- 会員情報とLINEのIDを連携したり、アンケートや診断コンテンツで嗜好性や属性情報などをヒアリングできる
- 会員情報やヒアリング情報をもとにセグメント配信、セグメントリッチメニュー (ユーザーごとのリッチメニュー切り替え)を提供することが可能
- 「お届け日の変更」や「定期購入再開」などをLINEで完結できる
- 「会員登録完了」や「配達完了」などの通知を、友だちになっていないユーザーのLINEへ送付することができる (利用には審査あり)
コスト
- 要問い合わせ
設置場所
- Webサイト
- LINE
サポート体制
- ロードマップやカスタマージャーニー策定など、伴走サポートあり(プランなどにより、サポート内容は異なる)
GENIEE CHAT
特徴・機能
- 自社サイトにログインしているユーザーをリアルタイムで表示して、訪問者の見える化が可能。
- 訪問者の行動に沿って目印をつけるタグ付け機能があり
- 訪問回数に応じて、チャットボットの出しわけが可能
- チャットボットから、有人チャットへの切り替えが可能
コスト
- サイトの申込数を増やしたい方・LINEを活用したい方向けプラン 成果報酬型
設置場所
- Webサイト
- LINE
Smash
特徴・機能
- サービスに好意的かどうかなど、ユーザーの温度感に合わせてシナリオの変化が可能
- 対話全体にスコアリングし、シナリオ評価の数値化ができる
- チャットボットからコールセンターへつなぐことが可能
- 解約理由などの商品・サービスに対するユーザーの本音を収集・分析できる
コスト
- 要問い合わせ
サポート体制
- 専門のシナリオライターがチャットボットを設計
qualva
特徴・機能
- コンバージョンボタンの直前でカゴ落ちしたエンドユーザーへSMSの送信ができる
- stripe連携で、ECカートがなくてもチャットボットのみで決済を行いたい方々に対応可能
- D2C向けECカートと連携できるため、商品管理や顧客管理のプロセスを変えずに利用可能
- CRM・APIがない、独自に開発された受注管理システムとも簡単に連携ができる
- 入力率の高いシナリオをデータから判断し、ユーザーが最後まで入力しやすい設問を提供可能
コスト
- 要問い合わせ
設置場所
- Webサイト
導入方法
- ご契約後には、シナリオ製作やデータ転送の設定を進めます。シナリオ確認やテストを経て、正しい動作環境を確認したのちに公開
- 最短で3週間から導入が可能
カスタマイズの柔軟性
- シナリオやチャットボットカラー、アイコンなどの変更が可能(一部オプション)
サポート体制
- 導入時のシナリオメイキングから導入後のCPR向上まで、テクニカルサポートチームが継続的にサポート
Resque
特徴・機能
- 解約を希望するに至ったサービスへの疑問点に、画像や動画なども活用してわかりやすく回答可能
- 解約の意思が固まった顧客のみをコールセンターにつなぐことができる
- 実際の解約阻止数に応じた、成果報酬型の料金システム
- 情報や素材をもとに、最適なシナリオを制作可能
- チャットの途中で離脱した顧客を特定できるほか、解約予備軍の傾向などを分析し、継続率向上に活用できる
コスト
- 要問い合わせ
設置場所
- Webサイト
導入方法
- お問い合わせをいただいたら、課題感やご要望をヒアリング
- その2〜3週間後にご提案のミーティングを実施し、合わせてお見積もりも提出
- ご契約後は、シナリオチームが中心になり、シナリオ製作やデータ転送の設定を進めます。シナリオ確認やテストを行い、正しい動作環境を確認したのちに公開
- RPAの実装がない場合、申込書をいただいてから約4週間後の公開となります。RPAの実装がある場合は、仕様によって異なります
カスタマイズの柔軟性
- シナリオやチャットボットカラー、アイコンなどの変更が可能(一部オプション)
サポート体制
- Resqueの有効活用や、ビジネスを確実にアシストできるよう、運用チームによる強力なサポート体制があり
まとめ
チャットボットを検討する際は、まず自社の課題を明確にしてから、ポイントを抑えて各社のツールを比較してみましょう。そのうえで、チャットボットの種類や初期費用・ランニングコスト、機能、設置場所、導入時やその後のサポート体制なども加味してツールを選んでみてください。
ぜひチェックしてください。