EFOとは?意味やエントリーフォームの改善方法

「EFO(Entry Form Optimization)」という言葉を聞いたことはありますか? EFOは近年、WebサイトのCVR(コンバージョンレート)向上に大きな効果があると期待されている施策です。流入はあるもののCVに至らないというサイトにとって、有効な改善手段となり得るかもしれません。

目次

EFO(エントリーフォーム最適化)とは

EFOとは、「Entry Form Optimization(=エントリーフォーム最適化)」の略称で、Webサイト上でユーザーに何かしらの情報入力を求める際に、より多くの人に入力を完了してもらえるよう促す施策のことです。
例えば、

  • Webサイトの訪問数:1,000人
  • 入力フォームへの訪問数:50人
  • CVR:0.5%

の場合、実際に申し込みまで完了するユーザーの数は5人です。EFOを改善し、CVRを1%までに引き上げることができれば、申し込み完了数は10人まで増加します。

このケースから分かるようにEFOは、CV数に与えるインパクトが大きく、費用対効果が高い施策となり得ます。

EFO対策の手段

実際にEFO対策を行うときには、大きく分けて次の2つの手段が取られます。

  • 申し込みフォームのUI(ユーザーインターフェース)を改善する
  • EFO対策ツールを使って効果計測する

多くの申し込みフォームでは、ユーザビリティの悪さなどが原因となり、ユーザーがフォーム入力を完了しないまま離脱してしまう共通の問題点を抱えています。

エントリー(申し込み)フォームの改善方法

ユーザーの離脱率が高いエントリーフォームは、多くの場合、以下の5つの問題点を抱えています。

  • 入力フォームが過剰に長い
  • 入力必須項目が多い
  • 入力エラー時に該当箇所が分からない
  • 入力エラー時に修正方法が分からない
  • 書き方が分からず入力に困る項目がある

こうした問題点の改善には、ユーザー目線で使いやすいエントリーフォームになっているかテストすることが大切です。まずはこのような問題点の具体的な改善方法を解説していきます。

入力項目をできるだけ少なくする

入力する項目数が多いと、それだけでユーザーは「面倒だ」と感じてしまうものです。実際、入力項目が多すぎるエントリーフォームは、離脱率が高くなる傾向があります。不要な入力項目を取り除き、ユーザーの手間を減らすことが大切です。

エントリーフォームで取得する情報の活用目的から考えると、次のような入力項目は場合によっては不要になります。
入力項目を少なくする

氏名や住所のふりがな
メールマガジンを配信したり、資料を郵送したりすることが目的の場合、ふりがなは必要ありません。

自宅の電話番号(または携帯電話番号)
電話をかけるシーンが想定されないのであれば、電話番号そのものが不要です。また、電話連絡することが目的の場合でも、自宅と携帯電話の両方は必要ありません。

FAX番号
FAXを使っての資料送信や連絡のやりとりがない場合、FAX番号は不要です。

メールアドレス
電話番号やFAX番号と同様に、メール配信する予定がなければ不要な情報です。

入力必須項目を少なくする

入力項目数が多いエントリーフォームと同様に、入力必須項目が多い場合もユーザーに余計な負担を強いることとなり、離脱率を高めてしまいます。必須項目は最低限にとどめましょう

また、入力必須項目はフォームの上部にまとめて配置するなど、ユーザーの利便性を高められるような工夫も必要です。

次のような項目を入力必須とするべきなのか、考えてみるとよいでしょう。
入力必須項目を少なくする

携帯電話以外の電話番号
携帯電話をメインに使用する人が大半です。自宅の電話番号などを必須項目にする必要はありません。

住所
情報の活用目的を考えたとき、エントリーフォームの段階で住所を取得する必要がないこともあります。ステップメールを経て営業をする場合などは、メールアドレスだけでも十分です。

性別や生年月日
データの収集やユーザー属性を知るために、性別や生年月日情報が必要なことがありますが、アクセス解析ツールで取得できる情報でもあります。

個人情報以外のアンケート
趣味、興味・関心のある事項など、目的が不明確な情報は必須項目から外しましょう。アンケートの実施が必要なら、アンケートキャンペーンなどを開催してCVを目指すのが良いでしょう。

入力エラー時に該当箇所を明記する

すべての入力項目を記入して完了ボタンを押したときに入力エラーが発生した場合、多くのユーザーの離脱につながります。また、入力エラーの回数が増えれば増えるほど、離脱率も比例して高まります

入力エラーが発生した際は、「どこが、なぜエラーなのか」を赤文字などで分かりやすく表示し改善しましょう。項目の入力中にリアルタイムでエラーが表示される仕様にすることも有効です。

入力エラー時に修正方法を明記する

入力エラーが発生している項目は分かっても、エラーを回避する方法が分からずに離脱してしまうケースも少なくありません。こうした事態を防ぐには、あらかじめ入力例を記載したり、エラー時に表示するメッセージに入力規則を明記したりといった施策が有効です。
入力エラー時に修正方法を明記する

各項目に入力例を記載する

そもそも書き方が分からなくてユーザーが面倒に感じたり、離脱してしまったりすることもあります。特に住所や電話番号は、「‐(ハイフン)」の有無や番地などの書き方、数字の全角半角などが判断に迷うポイントです。

書き方が分かりづらい入力項目には次のようなものがあります。

  • 住所(番地など)
  • 電話番号
  • ふりがな(ひらがな、カタカナの選択)

各項目に入力例を記載する

スマートフォンのEFO対策方法

スマートフォンからエントリーフォームにアクセスするユーザーは年々増加しており、スマートフォン利用者の視点からEFO対策を考える必要性が高まっています

スマートフォンは元々パソコンに比べて画面が小さいうえに、画面内にキーボードが表示されると、入力画面はさらに狭くなってしまいます。そのため、スマートフォンのエントリーフォームでは次のような問題が発生しやすくなっています。

  • 文字が小さい
  • 広告が多い
  • 全て自由入力
  • セッションが切れやすい

このような点から、スマートフォン利用者は心理的にも物理的にもフォームから離脱しやすい傾向があります。

項目名などの文字を大きくする

スマートフォンの画面は小さいため、記入中の項目名や自身が入力した内容が見えづらく、ストレスを感じてしまいがちです。こうしたストレスによる離脱を防ぐためには、項目名などの文字を大きく設定しておきましょう。

また、入力欄を指でタップする際の誤操作を回避するため、入力欄自体のサイズも大きめにしておくことが望ましいです。

広告枠を減らし画面を広く保つ

ただでさえ狭いスマートフォンの画面に広告が表示されると、エントリーフォームの入力画面はさらに圧迫されてしまいます。ユーザーの離脱を防ぐために、広告などエントリーフォームに関係ないコンテンツは配置しない方がよいでしょう。ヘッダーバナー、フッターバナーも不要であれば削除すべきです。
広告枠を減らし画面を広く保つ

プルダウンなどの選択式を活用する

自由入力の項目が多いとキーボードの使用頻度が高まり、スマートフォンユーザーは入力を面倒に感じてしまいます。そのため、プルダウンなど選択式の項目を増やし、ストレスを軽減する仕様を採用しましょう。例えば「都道府県」や「市区町村」の項目などは選択式にすることが可能です。

セッションの有効期限を長めに設定する

スマートフォンは、通話やLINEなどの通知が画面にカットインすることがよくあります。フォームの入力中に通知メッセージを誤って押してしまい、他のアプリケーションに移動してしまうケースも少なくありません。このような短時間の離脱でセッションが無効になってしまうと、ユーザーの離脱につながります

スマートフォンの特性を踏まえ、セッションの保持時間を長めに設定しておくと良いでしょう。
セッションの有効期限を長めに設定する

対話形式のチャットボットを利用した対策方法

EFOはCV改善の手段として有効な改善方法ですが、対話形式で入力を促すこともCV改善方法のひとつです。それが、エントリーフォームに代わるツールとして注目されているチャットボット。

チャットボットは、LINEやFacebook Messengerのようなチャット型のUIで、入力者の心理的不安を軽減しつつ、入力を促せることです。それによって、離脱率を下げ、CVRを向上させることができるのです

例えば、新規顧客獲得のために作られたチャットボットqualvaは、シンプルかつ快適な操作性で入力することができます。また、選択肢のボタンが用意されていて、それをクリックするだけで先に進むことができるクイックリプライ型。

利用初日からCVが発生したという事例もあり、エントリーフォームでの課題をqualvaで解決することができます。EFOに代わる課題解決方法として、チャットボット導入を考えてみてもいいかもしれません。
対話形式のチャットボットを利用した対策方法

EFOを行うことでCVRの改善を

エントリーフォームの利便性を改善するEFOは、CV数の増加に直結する費用対効果の高い施策です。ユーザーに負担を強いるフォームの問題点を改善することで、大きな成果が期待できます。

EFO対策やチャットボットの導入を行って、エントリーフォームの離脱率の高さやCVRの低さを改善しましょう。

qualvaとは